2010年2月27日土曜日

エチオピア料理初体験

















イギリス人の同級生が、ウガンダのNGOでインターンをしていたときに、エチオピア出身の子と出会ったそう。今年は、彼女も、環境問題、グローバル化の問題に関して、ロンドンでお勉強中とのことで、一緒にエチオピア料理を食べに行くことになった。
キングスクロスからすぐのお店。

エチオピア人といえば、マラソンのアベベ、ロバが有名だ。
そして、アフリカで唯一、植民地にならなかった誇り高い国。
でも、同時に今も世界の最貧国の一つである。

それにしても、エチオピア料理って、どんなのか全く想像がつかなかった。
さて、伝統的なお料理は、上記写真のように、インジェラと呼ばれる発酵させたパンケーキのような主食の上に、ワットと呼ばれる肉・お野菜などの煮込みをのせて、手で頂く。
ロール状になっているのは、インジェラで、これをちぎって食べ、最後はお皿の上に敷いてあるインジェラもちぎって食べる。

ちょっとインジェラの酸っぱさが強くてビックリした。
うーん。これ、悪くなってるの??
と思ったら、そういうものなんだとのこと。
きっと、暑い国では、この酸っぱさがいいのかも。

なかなか、新しい体験でした。
エチオピアンコーヒーが飲めなかったのが残念。

そのかわり、お勧めのエチオピアンティーを飲んでみました。
なぜなら、独特な飲み方で、ジンジャーとカルダモンを入れているのです。
寒い日だったので、暖まりホッとしました。
エチオピアの紅茶の存在は知らなかった。

ちなみに、蛇足ですが、エチオピア人同士はロンドンでお互いすぐにエチオピア出身とわかるそうです。日本人が、なんとなく中国系と韓国系との違いを見極めて、同胞を見つける感じと同じかな。

2010年2月26日金曜日

フェアトレード 追記

ちなみに、公衆衛生に興味がある人の集まりである、London School of Hygiene & Tropical Medicine(LSHTM)の良さ。

いいものを積極的に普段の生活に取り入れること。
大学院で売られているコーヒーは、学食のみならず自動販売機のコーヒーもフェアトレードのものを採用している。

多国籍の学生なので、自国にこのフェアトレード精神を拡げる→世界に拡がる

ということ。

ちなみに、意識の高いスイスではフェアトレード製品の消費量は一人あたり年間3千円。
日本は、まだ3円程度。

日本では、地域で少しずつバザーなどに取り入れ始められていたり、企業が取り入れ始めている(フェアトレード・ラベル・ジャパン)ほか、イギリス人女性が始めたピープルツリーがファッションに敏感な若者をとらえている。
また、ハーバド出身の台湾人・中国人の女性2人がたちあげた、SYOKAYは、チベット族を支援しながら、お高いながらもクオリティの高く上品なショールで、世界で話題になっていた。(個人的には、高くて買えません。。。。)

でも。。。

一番大事なことは、いつか全てのものがフェアトレードになって、わざわざフェアトレードだから買おうというふうに選択しなくても良くなることだと思います。


Fair trade フェアトレード

「フェアトレード」、直訳すれば「公平な貿易」。現在のグローバルな国際貿易の仕組みは、経済的にも社会的にも弱い立場の開発途上国の人々にとって、時に「アンフェア」で貧困を拡大させるものだという問題意識から、南北の経済格差を解消する「オルタナティブトレード:もう一つの貿易の形」として始まった運動がフェアトレードです。 (フェアトレード・ラベル・ジャパンより)


今週から2週間、フェアトレードキャンペーンがイギリスでは行われている。
今日は、昼休みにフェアトレード商品フェアが、また夕方からはフェアトレードに関する映画上映会が行われた。

映画の名前は「Black Gold」 
~ 3ドルのコーヒーのうち、農家の収益は3セント ~

NYにあるコーヒー市場を通して落札されていくコーヒー、それを消費する先進国
対して、エチオピアの農家は、コーヒーの値段が下がりすぎて、貧困にあえぎ、希望の星の学校さえ、黒板も古び修理する資金がない。低栄養な子供たちが病院に運ばれるが、そこも飽和状態。
公平な貿易が行われていないから。わずかばかりの金額しか農家に払おうとしない仲介業者たち。多国籍企業。



WTO(世界貿易機構)のメキシコ会議では、欧米諸国の話合いが、アフリカ諸国を含まない形で行われて、怒りを覚えながら出された案に反対!と叫ぶ途上国からの代表者たち。

見終わった後、イギリスの各スーパーでフェアトレード商品とそうでない商品について、バナナ、コーヒー、チョコレート、お茶の値段の比較についてのデータも渡された。
なんと、フェアトレードの商品の方が安いことも。
ということは、どれだけの仲介業者(先進国)が利益を得ているのだろう。

監督たちのインタビュー http://www.youtube.com/blackgoldmoviedotcom#p/u/1/ebw72lWP_6I
他のビデオはこちら http://www.fairtrade.org.uk/resources/films/default.aspx


何からできるのか考えてみたら、Take Actionと書いてあった。

1.世界に広めること
2.コーヒーの飲むときにその会社がフェアトレードをしているか確認する
3.貿易の規制を変える(アメリカ、イギリスの人はここに。。。と具体的)
4.キャンペーンに参加する(Oxfam、世界銀行など様々な機関がキャンペーンをしている)

残念ながら日本での上映会は、今のところリストにのっていなかったが、すでに世界6カ国語に訳されていて、台湾・中国ではアジアでも上映されているようだ。
この映画は、それほど有名になっていなくても、日本でもgoogleしてみると、様々な団体がフェアトレードに参加している。

学生時代に、フェアトレードフェアを学校祭で部活の出し物の一環でしたことがあったけど、後輩がほとんど仕切ってくれた。私は仕入れ先からの搬入のお手伝いをした程度。

あれから10年近くなるが、反省しつつ本日のブログに今日の感想を載せます。

2010年2月14日日曜日

3D映画 AVATAR

話題のAVATARを3Dで観れられるということで、waterlooにあるIMAX(アイマックス)映画館に見に行ってきました。
クリスマスキャロルを以前3Dで観たとき、迫力に感動しつつ、ジェットコースターなどに強くない私は車酔い?ならぬ3D酔いをしてしまいました。

というわけで、今回は耳栓を持参およびお茶を持参で挑戦。
スウェーデンから来てくれたTと、夜中の12時に映画館で待ち合わせして、待望の映画を!!
(12月末に予約しようとしたときには、すでにほぼ金ー日曜日は、IMAXは満席でした。夜中のこの席も最後の2席)

アバター(AVATAR)のメッセージは、宮崎駿監督のナウシカ世代の私としては、なんともシンプルで分かりやすいものでした。3Dで観るジャングルや、空に浮かぶ島は確かに迫力たっぷり。
3Dを堪能しました。

が、Tはご不満そう。確かにTが不満なように途中から最後がわかるようなストーリー展開でした。
ナウシカのほうが、色々難しいこと絡めているよねと。。。
つまり、ナウシカは人間が最終的には環境破壊をするだけでなく、公害をつくり出し、一部の谷にしか人間が住めないようになってしまったという設定を基にしているから、より深いんじゃない?と言われたのです。

確かに、AVATARは、ナウシカとラピュタの世界観よりは、人間が犯してしまった罪に関してはそれほど深くないかもしれない。
でもね、私としては、映像のクオリティーに、迫力に、“3D酔い”は控えめだったからなのか、楽しめました。

2010年2月6日土曜日

ナポレオン・ダイナマイト Napoleon Dynamite

ちょっと息抜きに、かの有名なナポレオンダンスを友達と見て大爆笑。上手い。
ただものではないこのうまさ。

この映画、サンダンス映画祭で大人気を博した、制作費5千万円の自主制作映画。これをフォックスが買って、全米大ヒット。全米MTVアワードで作品賞を受賞。

どの国でも、オタクのまっすぐさ、なかなかきちんと受け入れられているのね。。。。
主人公のナポレオン・ダイナマイト (Napoleon Dynamite)、メキシコからの転校生ペドロ、発明好きのへんてこ叔父さん、ひきこもりの兄といい、、なかなか濃いメンバーで構成されているのですが、生徒会長選でペドロが勝てるように頑張ったこのダンス。ちょっと、はじめは気持ちが悪いとも思ったのに、気がつけばすごい。上手い!
Tシャツ VOTE FOR  PEDRO これ、結構流行ったのも分かる。


2010年2月4日木曜日

Flight of the Conchords

今日、面白いバンドを友人が教えてくれた。エッセイの締め切り前に、息抜き。
Flight of the Conchords
元々、ニュージーランド出身の学生時代のルームメイト2人Jemaine Clement ,Bret McKenzieが、フォークギターを弾きながら、コメディをする、コメディ・フォーク・デュオ。


1998年から活動開始。殿堂BBCのラジオでバンド名と同じ名前の番組を持ってブレイク。その後、アメリカのテレビ局HBOでまた同じ名前のコメディショーを2007年より開始。ドラマの中でも同名のバンドでデビューを目指しアパートをシェアしている。そして、もてない設定。かなり濃いキャラのファンの女性一人、できないマネージャーがメインキャスト。


自分たちのことを"Formerly New Zealand's fourth most popular guitar-based digi-bongo acapella-rap-funk-comedy folk duo", アカペラ、ラップ、ファンク、コメディー、ギターをベースにした楽器でするフォークデュオというだけあって、才能溢れる2人。


日本ではまだ全然紹介されていないが、かなり面白い。
youtubeでシリアスな顔をして、かなり面白い歌を歌っているのが見れる。


基本的には、ニュージーランド愛国心たっぷり、オーストラリアと一緒にされることを嫌うアイデンティティーのはっきりしている二人。特徴的なBretの顔は、マオリの血が混ざっているらしい。


美人な女性との妄想的歌。君は美人だ。バイトでモデルができるくらい。娼婦になれるくらい。。。。ほめているのか?わからなくなる台詞満載の、この歌。ゆるい、もてない設定の2人らしい歌です。




2010年2月3日水曜日

アールグレイ vs レディーグレイ

眠い。眠すぎる。
今日は朝から眠い。


と、いうわけで、勉強がはかどらないので紅茶を買った。カフェイン効果を期待して。


さて、イギリスに来て、リバティーでお茶をしていたときアールグレイにしますか?
レディーグレイにしますか?と聞かれたことをすっかり忘れていた。


レディーグレイって??
Wikipediaによると。。。(もともと、アールグレイは紅茶にベルガモットの香りをつけたもの)

  • トワイニング社が販売するレディグレイは、ベルガモットに加えてオレンジ・ピール、レモン・ピール、矢車草の花弁によって着香した紅茶である。
  • アールグレイは、グレープフルーツと同様にシトクロムP450(CYP3A4)阻害作用を持つベルガモチンを含む。そのため、医薬品との間に相互作用が生じる可能性がある。
とのこと。

ちなみに、微妙な香りの違い。その気にならないと気がつけないかもしれません。
私の嗅覚が優れていないのかな。
でも、ミルクに消されない香りの強さ、何よりもレディーグレイという響き!
レディーグレイの名前の由来は、色々あるのでご興味のある方に検索をしてもらうことにして、、、、
本日、私は勉強に戻ります。