2009年12月26日土曜日

スウェーデンのクリスマスドリンク -グリュッグGlögg





さて、スウェーデンのホットワインはグリュッグGlöggといって、親しまれています。
これは、政府が統括してお酒を売っているスウェーデンでクリスマス前になると沢山売られます。
色々なワインとスパイスの組合せがあり、皮をむいたアーモンド(お家で一晩水につけるとむけるとか、お店でも皮むきで売っている)とレーズンなどをいれて飲むのが一般的なようです。
上記の素敵なGlögg用のセット、思わずクリスマスセールでまねをして買ってしまいました。
それとジンジャークッキー(日本でもこれIKEAに売っていた!)で、クリスマス気分満点。
クリスマスまで毎晩違うフレーバーを楽しみました。
トライする方は、甘いので飲みやすいけど、かなりアルコール度高いので気をつけて☆




2009年12月23日水曜日

コペンハーゲン



コペンハーゲンに、電車に乗って行ってきた。
日本では、丸の内にあるイルムスillums大好きだったけれど、本店イルムスボリフスILLUMS BOLIGHUSはすごい!!
北欧のお洒落家具、小物の宝庫です。

お買い物通りストロイエにあって、ロイヤルコペンハーゲンRoyal CopenhagenとジョージジェンセンGeorge Jensenも近接していて、、、本当に時間が足りなかった。

気がつけば、チボリTivoli公園の閉館の時間で残念ながらクリスマス市は見られず。
レゴショップのサンタさんや、ショーウィンドーを見ながら、残念ながら帰路へ。
今度は、昼間から出かけよう!

それにしても、デンマークの物価の高さに驚いた。スウェーデンで買った方が、本店のデンマークよりロイヤルコペンハーゲンも安いみたい。現在は、コペンハーゲンのクローネのほうが強いから、電車で橋を渡って、スウェーデンのマルモ Malmö に住んでいる人がかなり多いのも納得。帰りはお仕事帰りの人にどうりで囲まれているはずだわ。






2009年12月21日月曜日

スウェーデンのクリスマス

スウェーデンについて驚いたこと。
どこの家にもかわいい三角形のろうそくをモチーフにしたランプが窓辺に飾ってある。
しかも、ひとつの窓に一つといったところで、窓が多いお家はもちろんそのランプの数も半端ではない。
外からみると、ずーっとそれが続いていて、街全体の一体感が出ていて素敵。




2009年12月20日日曜日

ロンドンのカフェ






ロンドンで日本みたいな、見た目も彩り豊かで、美味しいカフェって難しいって思ってた。
お友達のKちゃんが、このカフェに連れってくれるまでは。。。。
Ottolenghiってカフェで、何店舗かロンドン市内にお店を出していて、レシピブックもだしているみたい。あ~美味しかった。朝食を食べた上に、ケーキ2人で3つも頼んでしまった。
(流行なのか、そういえば東京のSADAHARU AOKIでも、ここでも鉄瓶をポットにしていた。)

食いしん坊万歳!!
OTTOLENGHI http://www.ottolenghi.co.uk/












2009年12月19日土曜日

しゃぶしゃぶ SHABU_SHABU



日本のお料理が最近妙に恋しい。
やはり日本人だから、冬になると鍋でしょ。
ロンドンで、しゃぶしゃぶのお店発見☆
大好きなWhole Foods Marketの2階にある、food courtに最近できたばかりとのこと。
豆乳と昆布だしと両方から選べるけど、もちろん私は豆乳。
味がマイルドだし、エストロゲン効果も期待して。

でも、まわりの外国人は「え、Soy milk?」と変な表情を浮かべて、昆布だし!でしょ。
となっている。

しゃぶしゃぶ用に薄くスライス機械でお肉を用意しているところ見ながら、確かにJapan Centerにいかないと、薄切りスライスみないなあと文化の違いを再確認。

久しぶりの日本料理に癒されました。

2009年12月18日金曜日

授業風景

 
JOHN SNOW THEATER(一番大きな講堂での授業)


以前は中庭だったところにできた、ラウンジ(だから外壁が残っている。
右手にみえる円柱状の新しい建物に、JOHN SNOW THEATERが入っている)


地下にあるカフェテリア(お手製のクリスマスの飾りがみえる)

2009年12月17日木曜日

お年寄りの栄養状態評価方法

たとえ普段は病院で○○科と専門で分かれていたとしても、私達が観ているのは病気ではなくて、患者さんだから科の垣根ない、と感じられる素晴らしい分野が在宅医療だと思う。

病院やクリニックという医療者側が用意した箱ではなくて、患者さんのお家というあちらが主体の箱での医療は、生活風景、家族関係・事情がみえて大変複雑でかつ、活気のある人間らしい現場だ。

以前週1回外勤として働いていた在宅クリニックでは、事務の方々、看護士さん、運転手さん、他のドクターのチームワークで、日々起こる「病気」以外の出来事に取り組むことで沢山の事を学ばせてもらった。

さて、「病気」そのものよりも、家族がとても苦労しているのは、食事摂取の難しさであることに、在宅医療で初めて気がつかされた。さらには、一人暮らしのお年寄りの食事摂取の評価・コントロールは大変難しい。時に明らかに脱水であったり、体重変化が急激に認められる場合は、点滴や経口栄養補助食品を導入するものの、特に病院でない在宅・老人ホームなどの施設では採血の回数も限られている。

ネスレNestleのサイトで 高齢者用MNA(栄養状態簡易評価法)を見つけた。
採血の必要がなく、高齢者の栄養評価方法として大変優れていると感じたのは、ADL(日常生活動作)、痴呆、うつなど、一般的な高齢者の食事摂取に関係するリスクが評価項目に入っていること!!


①簡易式チェックリストで評価
②上記で一定のポイントを満たさなかった患者はさらに詳細なチェックリストを答える
と2段階式なので、健康と評価された人にまで詳細にチェックリストを行わなくてもいいという利点がある。(もちろん見逃しがないように気をつけなければだが。。。。)


すでに、アメリカ、フランス、スペインでこの方法の妥当性についての研究が行われ有効との評価をうけている。(日本ではまだ)

日本に帰って、高齢者の栄養評価に是非行ってみたい評価方法発見!とつい嬉しくなった。
日本の高齢者の方にも有用な評価方法だとといいなあ。

2009年12月15日火曜日

ハモス・フムス!!


Houmous, hommos, hummous, Hummus,, etc 色々な英語のスペルがあるが、日本語でもハモス、フムスとか様々な言い方で、固定的な発音はなし。
ひよこ豆(Chick pea)をにんにく、レモン汁、ごま(タヒニというすり胡麻状のもの)、オリーブオイルをペースト状にすりつぶし、塩・ハーブで調味したもの。様々な味で売っていて、本日のは近くのPlanet Organicというスーパーで買った、アボガド入り。(写真は、あまり綺麗に撮れなかった。)


こちらに来てから、かなり食べるようになったのは、なんとなく、マヨネーズのようなものより、生野菜を食べるときも食べやすいから。
そういえば、日本ではアンチョビベースのバーニャカウダがここ何年か前から流行っていたけど、これもいつか知名度を獲得するのかな。。。。


中東では前菜として食べられるとか。
イギリスでは、・野菜スティック、ドリトスのサルサの代わりにディップとして楽しんだり、サンドイッチ、ピタなどの具に使うことが多い。
世界のベジタリアンには特に人気。
しかも、不飽和脂肪酸のオリーブオイルベース!


日本人の方で、レシピ、日本で食べられるレストランをまとめて作っている方がいた!
http://hummus.jp/recipe.html
日本に帰ったら、是非訪れてみたいレストランが満載。

2009年12月13日日曜日

Sake no hana & Liberty's Cream tea



Posted by Picasa本日は、酒の花 Sake no hanaにて日本人友人達5人でランチ
10年以上ぶりの同窓会を日本以外でできるとは、全く違う進路をたどったけれど、やはり同じ大学を選んだだけあって、ちょっと似ているような気もした。

久しぶりに美味しい日本料理を食べられました。ちょっと高めの値段も、40%オフ予約をしてくれていたので、得した気分。

その後は、スイスから来てくれているお友達の希望もかねて、Liberty リバティーでCream Tea。
大満足。ちなみに、リバティ柄(花柄)のハンカチはMade in Japanでした。

イギリスに来て初めての三越にも行けました。日本食材を売っているJapan Centerが最近お隣に引っ越したこともあって、場所をチェック。三越は、こちらに住んでいる日本人は登録すれば10%オフとか。




2009年12月10日木曜日

Organic Food オーガニックフードに関する論争










今日のブログは長い。書く方も読む方も「忍耐力」とでもいおうかしら。
私の大学院でOrganic foodに関する研究が行われ2009年7月にAmerican Journal of Clinical Nutritionに発表された。 http://www.ajcn.org/cgi/content/abstract/ajcn.2009.28041v1


チームリーダーは、私達から授業がわかりやすいと人気の教授Alan Dangour (アラン・ダンゴー)博士。Food Standards Agency:FSA (英国食品基準庁)の委託を、LSTHM側が受けたもの。Alanは、食物と環境問題に関係についても最近提言し、国会に呼ばれたり時の人になって忙しそう。
過去50年分の52,471論文から、栄養と健康効果に関する証拠を研究 した。系統的レビユー(分析)を行った162の研究のうち、研究サイズなどを検討して、妥当的であると最終的に残った55(137作物,25家畜)の研究の精査の結果、通常の手法で栽培された食品と有機的に栽培された食品のについて違いがあるかを研究した。 
Vitamin C(ビタミンC)、Calcium (カルシウム)、Iron(鉄)などを含む、栄養素の大部分では、 有機的に栽培された食物と従来型の手法で栽培された食物の間には 違いが見つからなかった、という。

Meat(肉)、Dairy(酪農)、Eggs(卵)といった食品に ついて行われた研究でも、既に同様の結果が得られているとのこと。

今回の研究では、Nitrogen(窒素)→従来型の方が多い、やPhosphorus(リン)の濃度→有機作物のほうが多い、という部分では違いが見つかっているが、その違いは、 肥料の使用の違いや成熟の違いだという可能性が高いと考えられている。


有機栽培という事だけでは、公衆衛生的な栄養分での利点はないと報告書は結論づけている。


さて、では依頼先のFSAの自然食品に対する立場はというと、、、「中立的」だとのこと。これは、アランの大学内での講演に来ていたFSAのスタッフが注意事項として述べていた。
一般的にオーガニックフードを選択する理由として、「動物の権利保護への配慮」や「環境保護の配慮」などの多数の 要因が関わっているとしている。今回の研究は、 「人々が 自分が食べる食物について、正確な情報に基づいて選択を行う」ことを可能にしたかったとのこと。



同様に、Alanによると、「今回行った研究は、” 栄養的に優れているから”という基準に基づいて、有機的に栽培された食品(オーガニックフード)を選択する、という 行動を支持する証拠が、現時点では存在していないという事を 明らかにしただけ」とのこと。つまり、アラン達は、オーガニックフードは全く意味がないと言っているわけではない。
遠いところの有機栽培の野菜を、鮮度も落ちているのにわざわざ高いお金を払って買うより、近くで適切に栽培された旬の新鮮な野菜を食べた方が美味しい!ということをブランドに惑わされないで考えて欲しいということなのだ。まさに、日本で言う地産地消」
ところで、Alanは、最近オーガニックフードのお店にクレームを入れられっぱなしとなげていた。きちんと読んだり聞くと、彼が言いたかったことがわかるが、パッと読んだり聞くと勘違いをして、オーガニックフード反対者の意見だ!と思われてしまうんだろう。
「有機栽培に意味がない!」のではなく、「有機栽培だから栄養価が素晴らしいし高くなる、という売り方には疑問あり!」というのが、Alan達グループからの一部の小売り店についての問題提議なのだ。
では、それでもオーガニックフードを時に選択するのはなぜか??
やせた土地とふくよかな土地で育ったものであれば、もちろん後者の作物を買いたい。環境に優しい方法の農業を応援したい。が、私の答えだ。
もちろん、一番美味しいのは、庭でとれたての旬の野菜を食べること。祖父母・両親が、こまめに雑草を農薬をつかわないで、とれた野菜や果物は、格別に美味しかった。同じように、庭のぶどうはヤマブドウだったから、本当に野性的な味がしたものだった。
ちなみに農薬の長期的な影響に関する十分な研究は、人間の健康に 関してまだ行われていないこと、有機栽培と従来型についての大規模研究はまだ不十分なことも、Alan達は認めているし、必要だろうともいっている。。
だから、簡単には結論はでない。
ただ、有機・オーガニックを売り言葉に、適正な質のでないものを、高額で売ろうとする業者に惑わされないようにしたいものだ。

2009年12月9日水曜日

Breakfast at Tiffany's





今日は水曜日、つまり午後はオフ!そして、クリスマス前の小テストの後!
同じコースの女の子4人で“ティファニーで朝食を”を観に行ってきた。
( 英女優アンナ・フリエル主演:王立ヘイマーケット劇場で2009年9月9日(水)より2010年1月9日(土)まで)


普段は50£する高い席が、当日券で20£!半額以下の安さ。
しかも、不況なこともあってか、なかなか有名女優を起用することが最近多いロンドン事情。


以前、NYで大学時代の親友と観たミュージカルが、内容がいまいちわからなかった為、ここ最近はクラシカルに知っている作品をピックアップするようにしている。しかも、演劇となると英語で歌を聞き取るよりはちょっと楽。


しかし、それにしても本日は、自分の無知に反省。“ティファニーで朝食を”の映画は、トルーマン・カポーティTruman Capote原作とはかなり違ったものだったみたいなのだ。


それこそ、幼い頃に、淀川長治さんの「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」の台詞とともに、初めて観たオードリー・ヘップバーンAudrey Hepburnに憧れた私にとっては、実際にティファニーを覗いているオードリーが可愛くて印象的だった♪


演劇は原作を基にしたものなので、むしろ自由奔放でかつ自分の居場所を求めながら旅を続けるドリーが描かれている。 カポーティーは、マリリン・モンローをイメージにこの本を書いたとのこと。
なんとなく、今日のホリーは、オードリーよりもマリリンな感じ☆


そんなわけで、もちろん話は映画とは違ったけど、どちらが甲乙か決めることもできないくらい本日の演劇にも大満足。映画のハッピーエンドも好きだったが、本日のちょっと切ない終わり方も好き。


しかも、日本では村上春樹が翻訳した新翻訳本が、近年出版されているという!!


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2009年12月5日土曜日

Engagement Party


















お友達たちがお家で手作りのEngagement Partyを開いてくれた。

こちらははシャンパンローストビーフ(お醤油味)イギリスのクリスマス恒例の食べ物ミンスパイ*を用意して、あとはお任せ。
みんな16時に授業が終わったら、早速お家から持ってきてくれたものをテキパキと用意。

マレーシア出身の子の素晴らしいパイナップルのカービングのお手前拝見。ドイツ出身の子はジャーマンポテト、スイス出身の子はレモンケーキ、アイルランド出身の子はケーキ、可愛くA&Tとイニシアルが書いてあるチョコレートクッキー、、、、、あとは色々と持ってくれてたスナック菓子・ワインやらで、どんどんパーティらしくなってきた☆

大半は私のコースの人だけど、(相方の仕事仲間は今年はロンドン外に配属で、金曜日の18時なんて時間はもちろん無理)同じ学校の他の親しい人も呼んでくれたので、可愛い赤いハートの名札をみんなで初めまして。

もちろん、この赤い可愛いハートは日本人友人の細やかな作業☆

次の日からは、スウェーデンに帰ってしまう彼にとっては、ほぼ全員初めて出会う人だったが、新しい出会いを十分楽しんでくれたようだ。

お祝いにもらった、手書きの友人の各出身国の料理レシピブックは、ずーっと一生の宝物になりそう☆

ケニヤのスパイシーチキン気になる、、、、けど、ここで使う牛乳は、できれば自分で搾乳した濃いものをと言われてしまった☆ それは、ちょっと無理。

ちなみに、
Mince Pie(ミンスパイ):ブランデーなどに漬け込んだ、刻んだドライフルーツを包んだもの。
16世紀からの伝統的な食べ物で、その形はキリストの眠る揺りかごを表わしたものとのこと。クリスマス前になるとスーパーでも12個入りで売られる。クリスマスから十二夜(公現節)までの間に12個を食べると、新しい年に幸運が訪れるとの言い伝えがあるとか。

元来は、挽肉(=mince)を持ちをよくするために、スパイスとドライフルーツを加え脂肪で固めたものだったけど、現在では中身に肉を入れることはほぼない、らしい。

2009年12月1日火曜日

日々の食料品

日々の一般的な食料品の調達方法は、近のTESCOSAINSBURRYWAITROSEMARKS &SPENCERオーガニックフードならPLANET ORGANIC, WHOLE FOODS MARKET(アメリカのチェーン)DAYLESFORD ORGANICなどの選択枝があるが、、、、
(あとは激安と噂のASDA? 近くにないので行ったことないのでよくわからない。)



我が家は6階なので、楽なのは、日本と一緒でお家への配達をしてもらう方法☆
日本だと生協に頼んでいたので、イギリスでも探してみた。


と、言うわけでWaitroseと提携している会社Ocadoに頼んでいる。


高級スーパーと言われているが、インターネットだとインターネット専用の品物があって、価格設定もお手頃。
なんといっても、時間を夜の10時くらいに選ぶと配達代もタダ!遅い方が有り難いし、重いものを運ばなくて済むのは大変有り難い。
難点なのは、基本的に時間通りに来ないことが多い。ロンドンの道路事情を考えたら仕方がない。。。
と思っていた日本人の私。


しかし、さすが!スウェーデン人というかヨーロッパ人というか。
Ocadoに電話して、丁寧な言葉使いおよび落ち着いた声のトーンで"30分以上の遅刻するなら連絡があってもいいのでは”と穏やかに主張。貴族?と思うようなアクセントにわざわざしてる(笑)
→ 25£も次回のディスカウントをもらっていた相方。(元々、配達代タダな時間にしか注文しないのに。。。)


でも、アグレッシブに交渉しないところは大変好感がもてる。交渉慣れしているわ。
交渉は今後も彼にお任せしよう。