2009年12月26日土曜日

スウェーデンのクリスマスドリンク -グリュッグGlögg





さて、スウェーデンのホットワインはグリュッグGlöggといって、親しまれています。
これは、政府が統括してお酒を売っているスウェーデンでクリスマス前になると沢山売られます。
色々なワインとスパイスの組合せがあり、皮をむいたアーモンド(お家で一晩水につけるとむけるとか、お店でも皮むきで売っている)とレーズンなどをいれて飲むのが一般的なようです。
上記の素敵なGlögg用のセット、思わずクリスマスセールでまねをして買ってしまいました。
それとジンジャークッキー(日本でもこれIKEAに売っていた!)で、クリスマス気分満点。
クリスマスまで毎晩違うフレーバーを楽しみました。
トライする方は、甘いので飲みやすいけど、かなりアルコール度高いので気をつけて☆




2009年12月23日水曜日

コペンハーゲン



コペンハーゲンに、電車に乗って行ってきた。
日本では、丸の内にあるイルムスillums大好きだったけれど、本店イルムスボリフスILLUMS BOLIGHUSはすごい!!
北欧のお洒落家具、小物の宝庫です。

お買い物通りストロイエにあって、ロイヤルコペンハーゲンRoyal CopenhagenとジョージジェンセンGeorge Jensenも近接していて、、、本当に時間が足りなかった。

気がつけば、チボリTivoli公園の閉館の時間で残念ながらクリスマス市は見られず。
レゴショップのサンタさんや、ショーウィンドーを見ながら、残念ながら帰路へ。
今度は、昼間から出かけよう!

それにしても、デンマークの物価の高さに驚いた。スウェーデンで買った方が、本店のデンマークよりロイヤルコペンハーゲンも安いみたい。現在は、コペンハーゲンのクローネのほうが強いから、電車で橋を渡って、スウェーデンのマルモ Malmö に住んでいる人がかなり多いのも納得。帰りはお仕事帰りの人にどうりで囲まれているはずだわ。






2009年12月21日月曜日

スウェーデンのクリスマス

スウェーデンについて驚いたこと。
どこの家にもかわいい三角形のろうそくをモチーフにしたランプが窓辺に飾ってある。
しかも、ひとつの窓に一つといったところで、窓が多いお家はもちろんそのランプの数も半端ではない。
外からみると、ずーっとそれが続いていて、街全体の一体感が出ていて素敵。




2009年12月20日日曜日

ロンドンのカフェ






ロンドンで日本みたいな、見た目も彩り豊かで、美味しいカフェって難しいって思ってた。
お友達のKちゃんが、このカフェに連れってくれるまでは。。。。
Ottolenghiってカフェで、何店舗かロンドン市内にお店を出していて、レシピブックもだしているみたい。あ~美味しかった。朝食を食べた上に、ケーキ2人で3つも頼んでしまった。
(流行なのか、そういえば東京のSADAHARU AOKIでも、ここでも鉄瓶をポットにしていた。)

食いしん坊万歳!!
OTTOLENGHI http://www.ottolenghi.co.uk/












2009年12月19日土曜日

しゃぶしゃぶ SHABU_SHABU



日本のお料理が最近妙に恋しい。
やはり日本人だから、冬になると鍋でしょ。
ロンドンで、しゃぶしゃぶのお店発見☆
大好きなWhole Foods Marketの2階にある、food courtに最近できたばかりとのこと。
豆乳と昆布だしと両方から選べるけど、もちろん私は豆乳。
味がマイルドだし、エストロゲン効果も期待して。

でも、まわりの外国人は「え、Soy milk?」と変な表情を浮かべて、昆布だし!でしょ。
となっている。

しゃぶしゃぶ用に薄くスライス機械でお肉を用意しているところ見ながら、確かにJapan Centerにいかないと、薄切りスライスみないなあと文化の違いを再確認。

久しぶりの日本料理に癒されました。

2009年12月18日金曜日

授業風景

 
JOHN SNOW THEATER(一番大きな講堂での授業)


以前は中庭だったところにできた、ラウンジ(だから外壁が残っている。
右手にみえる円柱状の新しい建物に、JOHN SNOW THEATERが入っている)


地下にあるカフェテリア(お手製のクリスマスの飾りがみえる)

2009年12月17日木曜日

お年寄りの栄養状態評価方法

たとえ普段は病院で○○科と専門で分かれていたとしても、私達が観ているのは病気ではなくて、患者さんだから科の垣根ない、と感じられる素晴らしい分野が在宅医療だと思う。

病院やクリニックという医療者側が用意した箱ではなくて、患者さんのお家というあちらが主体の箱での医療は、生活風景、家族関係・事情がみえて大変複雑でかつ、活気のある人間らしい現場だ。

以前週1回外勤として働いていた在宅クリニックでは、事務の方々、看護士さん、運転手さん、他のドクターのチームワークで、日々起こる「病気」以外の出来事に取り組むことで沢山の事を学ばせてもらった。

さて、「病気」そのものよりも、家族がとても苦労しているのは、食事摂取の難しさであることに、在宅医療で初めて気がつかされた。さらには、一人暮らしのお年寄りの食事摂取の評価・コントロールは大変難しい。時に明らかに脱水であったり、体重変化が急激に認められる場合は、点滴や経口栄養補助食品を導入するものの、特に病院でない在宅・老人ホームなどの施設では採血の回数も限られている。

ネスレNestleのサイトで 高齢者用MNA(栄養状態簡易評価法)を見つけた。
採血の必要がなく、高齢者の栄養評価方法として大変優れていると感じたのは、ADL(日常生活動作)、痴呆、うつなど、一般的な高齢者の食事摂取に関係するリスクが評価項目に入っていること!!


①簡易式チェックリストで評価
②上記で一定のポイントを満たさなかった患者はさらに詳細なチェックリストを答える
と2段階式なので、健康と評価された人にまで詳細にチェックリストを行わなくてもいいという利点がある。(もちろん見逃しがないように気をつけなければだが。。。。)


すでに、アメリカ、フランス、スペインでこの方法の妥当性についての研究が行われ有効との評価をうけている。(日本ではまだ)

日本に帰って、高齢者の栄養評価に是非行ってみたい評価方法発見!とつい嬉しくなった。
日本の高齢者の方にも有用な評価方法だとといいなあ。

2009年12月15日火曜日

ハモス・フムス!!


Houmous, hommos, hummous, Hummus,, etc 色々な英語のスペルがあるが、日本語でもハモス、フムスとか様々な言い方で、固定的な発音はなし。
ひよこ豆(Chick pea)をにんにく、レモン汁、ごま(タヒニというすり胡麻状のもの)、オリーブオイルをペースト状にすりつぶし、塩・ハーブで調味したもの。様々な味で売っていて、本日のは近くのPlanet Organicというスーパーで買った、アボガド入り。(写真は、あまり綺麗に撮れなかった。)


こちらに来てから、かなり食べるようになったのは、なんとなく、マヨネーズのようなものより、生野菜を食べるときも食べやすいから。
そういえば、日本ではアンチョビベースのバーニャカウダがここ何年か前から流行っていたけど、これもいつか知名度を獲得するのかな。。。。


中東では前菜として食べられるとか。
イギリスでは、・野菜スティック、ドリトスのサルサの代わりにディップとして楽しんだり、サンドイッチ、ピタなどの具に使うことが多い。
世界のベジタリアンには特に人気。
しかも、不飽和脂肪酸のオリーブオイルベース!


日本人の方で、レシピ、日本で食べられるレストランをまとめて作っている方がいた!
http://hummus.jp/recipe.html
日本に帰ったら、是非訪れてみたいレストランが満載。

2009年12月13日日曜日

Sake no hana & Liberty's Cream tea



Posted by Picasa本日は、酒の花 Sake no hanaにて日本人友人達5人でランチ
10年以上ぶりの同窓会を日本以外でできるとは、全く違う進路をたどったけれど、やはり同じ大学を選んだだけあって、ちょっと似ているような気もした。

久しぶりに美味しい日本料理を食べられました。ちょっと高めの値段も、40%オフ予約をしてくれていたので、得した気分。

その後は、スイスから来てくれているお友達の希望もかねて、Liberty リバティーでCream Tea。
大満足。ちなみに、リバティ柄(花柄)のハンカチはMade in Japanでした。

イギリスに来て初めての三越にも行けました。日本食材を売っているJapan Centerが最近お隣に引っ越したこともあって、場所をチェック。三越は、こちらに住んでいる日本人は登録すれば10%オフとか。




2009年12月10日木曜日

Organic Food オーガニックフードに関する論争










今日のブログは長い。書く方も読む方も「忍耐力」とでもいおうかしら。
私の大学院でOrganic foodに関する研究が行われ2009年7月にAmerican Journal of Clinical Nutritionに発表された。 http://www.ajcn.org/cgi/content/abstract/ajcn.2009.28041v1


チームリーダーは、私達から授業がわかりやすいと人気の教授Alan Dangour (アラン・ダンゴー)博士。Food Standards Agency:FSA (英国食品基準庁)の委託を、LSTHM側が受けたもの。Alanは、食物と環境問題に関係についても最近提言し、国会に呼ばれたり時の人になって忙しそう。
過去50年分の52,471論文から、栄養と健康効果に関する証拠を研究 した。系統的レビユー(分析)を行った162の研究のうち、研究サイズなどを検討して、妥当的であると最終的に残った55(137作物,25家畜)の研究の精査の結果、通常の手法で栽培された食品と有機的に栽培された食品のについて違いがあるかを研究した。 
Vitamin C(ビタミンC)、Calcium (カルシウム)、Iron(鉄)などを含む、栄養素の大部分では、 有機的に栽培された食物と従来型の手法で栽培された食物の間には 違いが見つからなかった、という。

Meat(肉)、Dairy(酪農)、Eggs(卵)といった食品に ついて行われた研究でも、既に同様の結果が得られているとのこと。

今回の研究では、Nitrogen(窒素)→従来型の方が多い、やPhosphorus(リン)の濃度→有機作物のほうが多い、という部分では違いが見つかっているが、その違いは、 肥料の使用の違いや成熟の違いだという可能性が高いと考えられている。


有機栽培という事だけでは、公衆衛生的な栄養分での利点はないと報告書は結論づけている。


さて、では依頼先のFSAの自然食品に対する立場はというと、、、「中立的」だとのこと。これは、アランの大学内での講演に来ていたFSAのスタッフが注意事項として述べていた。
一般的にオーガニックフードを選択する理由として、「動物の権利保護への配慮」や「環境保護の配慮」などの多数の 要因が関わっているとしている。今回の研究は、 「人々が 自分が食べる食物について、正確な情報に基づいて選択を行う」ことを可能にしたかったとのこと。



同様に、Alanによると、「今回行った研究は、” 栄養的に優れているから”という基準に基づいて、有機的に栽培された食品(オーガニックフード)を選択する、という 行動を支持する証拠が、現時点では存在していないという事を 明らかにしただけ」とのこと。つまり、アラン達は、オーガニックフードは全く意味がないと言っているわけではない。
遠いところの有機栽培の野菜を、鮮度も落ちているのにわざわざ高いお金を払って買うより、近くで適切に栽培された旬の新鮮な野菜を食べた方が美味しい!ということをブランドに惑わされないで考えて欲しいということなのだ。まさに、日本で言う地産地消」
ところで、Alanは、最近オーガニックフードのお店にクレームを入れられっぱなしとなげていた。きちんと読んだり聞くと、彼が言いたかったことがわかるが、パッと読んだり聞くと勘違いをして、オーガニックフード反対者の意見だ!と思われてしまうんだろう。
「有機栽培に意味がない!」のではなく、「有機栽培だから栄養価が素晴らしいし高くなる、という売り方には疑問あり!」というのが、Alan達グループからの一部の小売り店についての問題提議なのだ。
では、それでもオーガニックフードを時に選択するのはなぜか??
やせた土地とふくよかな土地で育ったものであれば、もちろん後者の作物を買いたい。環境に優しい方法の農業を応援したい。が、私の答えだ。
もちろん、一番美味しいのは、庭でとれたての旬の野菜を食べること。祖父母・両親が、こまめに雑草を農薬をつかわないで、とれた野菜や果物は、格別に美味しかった。同じように、庭のぶどうはヤマブドウだったから、本当に野性的な味がしたものだった。
ちなみに農薬の長期的な影響に関する十分な研究は、人間の健康に 関してまだ行われていないこと、有機栽培と従来型についての大規模研究はまだ不十分なことも、Alan達は認めているし、必要だろうともいっている。。
だから、簡単には結論はでない。
ただ、有機・オーガニックを売り言葉に、適正な質のでないものを、高額で売ろうとする業者に惑わされないようにしたいものだ。

2009年12月9日水曜日

Breakfast at Tiffany's





今日は水曜日、つまり午後はオフ!そして、クリスマス前の小テストの後!
同じコースの女の子4人で“ティファニーで朝食を”を観に行ってきた。
( 英女優アンナ・フリエル主演:王立ヘイマーケット劇場で2009年9月9日(水)より2010年1月9日(土)まで)


普段は50£する高い席が、当日券で20£!半額以下の安さ。
しかも、不況なこともあってか、なかなか有名女優を起用することが最近多いロンドン事情。


以前、NYで大学時代の親友と観たミュージカルが、内容がいまいちわからなかった為、ここ最近はクラシカルに知っている作品をピックアップするようにしている。しかも、演劇となると英語で歌を聞き取るよりはちょっと楽。


しかし、それにしても本日は、自分の無知に反省。“ティファニーで朝食を”の映画は、トルーマン・カポーティTruman Capote原作とはかなり違ったものだったみたいなのだ。


それこそ、幼い頃に、淀川長治さんの「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」の台詞とともに、初めて観たオードリー・ヘップバーンAudrey Hepburnに憧れた私にとっては、実際にティファニーを覗いているオードリーが可愛くて印象的だった♪


演劇は原作を基にしたものなので、むしろ自由奔放でかつ自分の居場所を求めながら旅を続けるドリーが描かれている。 カポーティーは、マリリン・モンローをイメージにこの本を書いたとのこと。
なんとなく、今日のホリーは、オードリーよりもマリリンな感じ☆


そんなわけで、もちろん話は映画とは違ったけど、どちらが甲乙か決めることもできないくらい本日の演劇にも大満足。映画のハッピーエンドも好きだったが、本日のちょっと切ない終わり方も好き。


しかも、日本では村上春樹が翻訳した新翻訳本が、近年出版されているという!!


See full size image    

2009年12月5日土曜日

Engagement Party


















お友達たちがお家で手作りのEngagement Partyを開いてくれた。

こちらははシャンパンローストビーフ(お醤油味)イギリスのクリスマス恒例の食べ物ミンスパイ*を用意して、あとはお任せ。
みんな16時に授業が終わったら、早速お家から持ってきてくれたものをテキパキと用意。

マレーシア出身の子の素晴らしいパイナップルのカービングのお手前拝見。ドイツ出身の子はジャーマンポテト、スイス出身の子はレモンケーキ、アイルランド出身の子はケーキ、可愛くA&Tとイニシアルが書いてあるチョコレートクッキー、、、、、あとは色々と持ってくれてたスナック菓子・ワインやらで、どんどんパーティらしくなってきた☆

大半は私のコースの人だけど、(相方の仕事仲間は今年はロンドン外に配属で、金曜日の18時なんて時間はもちろん無理)同じ学校の他の親しい人も呼んでくれたので、可愛い赤いハートの名札をみんなで初めまして。

もちろん、この赤い可愛いハートは日本人友人の細やかな作業☆

次の日からは、スウェーデンに帰ってしまう彼にとっては、ほぼ全員初めて出会う人だったが、新しい出会いを十分楽しんでくれたようだ。

お祝いにもらった、手書きの友人の各出身国の料理レシピブックは、ずーっと一生の宝物になりそう☆

ケニヤのスパイシーチキン気になる、、、、けど、ここで使う牛乳は、できれば自分で搾乳した濃いものをと言われてしまった☆ それは、ちょっと無理。

ちなみに、
Mince Pie(ミンスパイ):ブランデーなどに漬け込んだ、刻んだドライフルーツを包んだもの。
16世紀からの伝統的な食べ物で、その形はキリストの眠る揺りかごを表わしたものとのこと。クリスマス前になるとスーパーでも12個入りで売られる。クリスマスから十二夜(公現節)までの間に12個を食べると、新しい年に幸運が訪れるとの言い伝えがあるとか。

元来は、挽肉(=mince)を持ちをよくするために、スパイスとドライフルーツを加え脂肪で固めたものだったけど、現在では中身に肉を入れることはほぼない、らしい。

2009年12月1日火曜日

日々の食料品

日々の一般的な食料品の調達方法は、近のTESCOSAINSBURRYWAITROSEMARKS &SPENCERオーガニックフードならPLANET ORGANIC, WHOLE FOODS MARKET(アメリカのチェーン)DAYLESFORD ORGANICなどの選択枝があるが、、、、
(あとは激安と噂のASDA? 近くにないので行ったことないのでよくわからない。)



我が家は6階なので、楽なのは、日本と一緒でお家への配達をしてもらう方法☆
日本だと生協に頼んでいたので、イギリスでも探してみた。


と、言うわけでWaitroseと提携している会社Ocadoに頼んでいる。


高級スーパーと言われているが、インターネットだとインターネット専用の品物があって、価格設定もお手頃。
なんといっても、時間を夜の10時くらいに選ぶと配達代もタダ!遅い方が有り難いし、重いものを運ばなくて済むのは大変有り難い。
難点なのは、基本的に時間通りに来ないことが多い。ロンドンの道路事情を考えたら仕方がない。。。
と思っていた日本人の私。


しかし、さすが!スウェーデン人というかヨーロッパ人というか。
Ocadoに電話して、丁寧な言葉使いおよび落ち着いた声のトーンで"30分以上の遅刻するなら連絡があってもいいのでは”と穏やかに主張。貴族?と思うようなアクセントにわざわざしてる(笑)
→ 25£も次回のディスカウントをもらっていた相方。(元々、配達代タダな時間にしか注文しないのに。。。)


でも、アグレッシブに交渉しないところは大変好感がもてる。交渉慣れしているわ。
交渉は今後も彼にお任せしよう。





2009年11月30日月曜日

LSHTMオリジナルカード

Christmasが近づいてきた。
まずは、プレゼントよりも前にしなければ行けないこと☆


それは、の手配だ。
つい先日婚約したからそのご報告もかねて日本のお世話になった方にはカードをお送りしたいと思っていたのに、、、なんと国際郵便は12月4日までだって郵便局からのお知らせが入っていた!!


そんなわけで、大あわてで今週はクリスマスカード書きに追われている。
郵便局に行き、スタンプを買って、カードを近くのMarks&Spencerに買いに行って。。。。


実家には、大学のオリジナルのクリスマスカードにしてみた。大学の写真がついているから。


今年、改築が終わった大学は1800年代からの趣を残しながらも、ハイテクな部分も備えた建物になっている。
普段、お昼休みにラウンジとして使っているところは、吹き抜けになっていて、一昨年くらいまでは自転車置き場だった中庭だったとのこと。中庭の真ん中にコレラに貢献したJon Snowの名前をとってJohn Snow Theaterという大学院で一番大きな講堂をまーるく建てて、外側の古い建物とつなげたのが吹き抜け部分というわけ。奥の方には、大学の名前通りTropicalな感じの椰子の木まであってなんだかリラックス気分も味わえる。外の古い建物を見ているとこんな新しい建物もあるのなんて想像がつかない。
ヨーロッパのこういう古いものを残しつつの改築って素晴らしいと思う。



Morocco


イギリスの大学にはReading weekという名前の付いた1週間のお休みが、学期の真ん中にある。
9月28日から始まった私の大学院は、11月に入ってすぐに1週間のお休みがあった。
昨年度の学生だった方から、宿題のやり残しなど確かに読書はするけれど、旅行に行く人も多いよ。っと大変貴重な情報を教えて頂いていた。
もちろん、旅行に行く気満々。
そんなわけで、往復15000円くらいの超激安チケットを見つけて、彼とモロッコに行ってきた。


Agadirという、ヨーロッパ人のリゾートの小さな街に滞在して、そこからマラケッシュに日帰り旅行、サハラ砂漠への4WDでの日帰り旅行、ラクダ乗り、砂漠でのバギー運転など大満喫!


道中はアトラス山脈を横目に見ながら、まるでここはアメリカのネバダ?ないしは、チベット?と思えるような広大な乾いた土地のパノラマが広がっていた。


日本人はマラケッシュでは何人か見かけたものの、他では会うことなく、いかに日本から離れているのかと感じた。むしろ、フランス語文化圏で、大学時代にもっとフランス語を勉強しておけばよかったと後悔。


モロッコの人はいかにも商人な感じの人から、ホテルの従業人の人たちのように丁寧で礼儀正しいシャイな感じの人まで、みんな笑顔が素晴らしい。
なんとなく、全く文化・場所は違うのにタイを思い出した。


さて、恒例の異国での私のお買い物はというと、、、、
カフタン 各種色揃えました。一着1000円くらい。
サルエルパンツ アリババみたいなこのパンツ、最近世界的に流行中。彼のママの分と彼と私でお揃いで購入。3人でアリババ☆ 一着2000円くらい
ミントティー これ、お砂糖をいれて飲むことが多いみたいだけど、私には歯磨き粉の味としか思えない。。。。砂糖抜きで私は飲もうっと。500円
バブーシュ 最近日本でも人気が出てきた、先が尖っていて、靴にもスリッパにもなる踵の部分が倒れる機能のついた靴。私は黒、彼はなぜか黄色を購入。私のはサービスでタダ。彼のは3000円くらい。
スカーフ 買おうか迷ってい、た茶色のベイズリー柄にビーズの装飾のスカーフ。買おうか買わないか大騒ぎしていたら、彼がこっそり買っていて、、、次の日のサプライズプレゼントで頂きました。ありがとう。
・美容品( ガスール・ローズウォーター・アルガンオイル) アルガンオイルは、砂漠に唯一生えていられるアルガンツリーの実からとれたもの。あんな砂漠に生えている木からでた油なら、とってもお肌や髪にいい気がする。 いずれも500円程度。


いずれも、交渉に交渉を重ねての踏ん張る突如として関西人な我々。
しまいには、2人の役の分担もしっかりできるようになった俳優です。
とってもお安くしていただきました。




Columbian Corn Cake



今日は、アパートの不動産屋さんのJoseがパートナーのDavidと一緒に住んでいるお家にお呼ばれしたので行ってきた。

Joseはコロンビア出身で、元々は生物学を専攻していたという不動産屋さん。



教会に行ったあとにちょっと立ち寄る程度で、ゆっくりできなかったのが残念だけれど、さすが不動産屋さんカップルのお家だけあって、3階建てのインテリアも素敵なお家に住んでいた。


時間があまりなかったので、Corn CakeをJoseが包んでくれた。
アメリカでよく食べられているCornbreadよりも、甘みが強く本当にケーキという感じ。
しかもコーンそのものが大量に入っている。おいしい~。


なんだろう、このコーンに対する並々ならぬ感情。。。と考えていたら、自分が北海道出身だからと気がついた。思えば、南米の人と同じように何にでもコーン☆な考えは、北海道がはぐくんだものなのだ。
ラーメンにコーン、チャーハンにコーン、もちろんコーンスープ大好き、札幌の大通り公園の焼きトウキビ(北海道ではとうもろこし=とうきび),,,etc


コロンビア料理って、こんなところで私の故郷とつながっているのね。


ちなみに、なんと自分の行っている大学院の一番大きなコース Public Health のCourse Directorがゲストの一人でいてびっくり。大変こちらは恐縮してしまったけれど、せめてもの救いは私と違うコースだったこと。それにしても、成績などがでていない時期でよかった。


他のゲストのChina townの家庭医の中国人家族は、週に4回 日本料理を食べに行くと言っていた。


世界は大きいけど、時に小さい気がする。

2009年11月29日日曜日

Brussels sprouts(芽キャベツ)


イギリスにきてから好きになったものの一つにBrussels sprouts(芽キャベツ)がある

日本でそれほどスーパーにたくさん売っていることはないのだけれど、イギリスのスーパーにはたいてい売っている。
今週もWaitrose(大手スーパーのひとつ)でBrussels sproutsを買って、スープを作ってみた。
これ、ホントにスープにとっても合う。
コトコトとワイン、トマト缶詰、ベーコン、にんじん、タマネギとか何かしら冷蔵庫に入っているものと一緒にスープで煮て食べてみると最高!!!
なんともいえない甘みとホクホクした歯ごたえ。
うーん。美味しい☆




栄養状態評価方法

今日学んだ栄養状態の定義の違いについて

<< 子供 >>



1.
Wasting/ too thin   → Weight for Height   (身長に対して低体重)
急性の栄養状態(食料不足、熱、下痢、吸収不良など)を表すといわれている。年齢が必要でないので、年齢を登録しないところにいっても使える。

2.
Stunting / too short → Height for Age   (年齢に対して低身長)
慢性の栄養失調を表すといわれている。1.ほど原因がはっきりとしない。

(Zn,Ca、感染症)などの原因が示唆されているが、まだ解明されていない。

3.Underweight → 
Weight for age 
これは、成長モニタリングでは未だ使われているが、1,2ほど栄養状態を上手く表すことができない



では、どのデータをもとに成長を判断するのか。。。。
約3年前まではWHOはNational Center for Health Statistics(NCHS)- USAの成長データをつかっていたが、1960年ー1975年にかけての古いデータであり、肥満児を多く含んでいたこと、多くが母乳ではなくミルクで育っていたこと、白人の中流階級のデータであったことなどからSampleが世界の子供を代表するものではなかった。


→WHOはMulti-Centre Growth Reference Study(MGRS)を発表した。
サンプル 8500人(ブラジル、ガーナ、インド、ノルウェー、オマーン、USA)
Inclusion Criteriaで気になる点は、基本的に健康、環境、経済的に問題がない子供たちっとしていることで、上記ほどではないものの、お金持ちの割合が高いので大きめの子供が多いかもしれないこと。それでも多国のデータを基にしていることでこちらのほうがバラツキも少なく信頼度が高いと考えられる。


それでは、これによってどのようなデータが修正されたかというと、、、、
以前よりも体重平均の中央値が軽く修正された


**** 低栄養の分類 *****
Gomez classification  Weight for age, Harvard Reference
Wellcome classification Weight for age, 浮腫(MarasmusとKwashiokor)
Waterlow classification Height for age, Weight for height
WHO 推奨
  <-2zスコア Height for age = Stunted
  <-2zスコア Weight for height = Wasted
  <-2zスコア Weight for age = Underweight
-3Zスコアで’Severe'という


ちなみに、自分の持っているデータを入れると成長を評価してくれるfree programがWHOから出ている





2009年11月25日水曜日

VISA

日本からこちらに来るとき一番の難関だったのはVISA。
今年からできた新しいガイドラインの中のTIER4で申請をすることになった。


申請してからは2週間くらいでVISAはできたが、VISA申請用の書類を揃えるのに思ったよりも時間がかかった。


まずは、最低限の留学のための財産証明。
新生銀行に一ヶ月以上の間、所定の一定額が入っていることを英語で証明書を書いてもらうために英語でmonthly reportをつくってもらえるように手配。
(ガイドラインに”出入金全てが英語で表記してある、ないしは日本の通帳の英訳を業者にしてもらう”と書いてあるので、もちろんタダで英語のレポートを作ってくれる新生銀行にお願いした。)


ここで、問題はそれにスタンプ(印鑑)が押されていないこと!これじゃ、ただの出入金記録だわ。


交渉したが、残高証明にのみスタンプが押せると言うことで、前の付きの最終日と新しい月の最終日の残高証明をもらった。これで、やっと出入金証明になった。


そして、今度は奨学金の証明
奨学金を送ってくれる財団から頂いた証明書だとこれまたスタンプが押されていない!
財団に連絡すると、いままで最後に代表のサインがあれば特に問題がなかったとのこと。
財団のスタンプの有無を問われたことはなかったのこと。
イギリスの入国は本当に細かいことに厳しい。


そーして、大学からの入学許可の証明
もちろん制度が変わってすぐだから、大学院側も何がなんだかわからないとのことで、書類に不備を発見。海外とのやりとりだからなのか、それともLSHTMの入学係が微妙なのか。。。。。は不明だけれども、予想以上に、ミスがないものを手に入れるまで時間がかかった。
一回目は、私と名字の響きが似ている全然違うインド人(しかもコースも違う)の入学許可が送られてきた。2回目は住所が間違っている。


ビザを取らないと!と焦り始めてから結局ビザの申請をするまで二ヶ月くらい時間のロス。


ビザの申請日も予約制なのでキャンセルすること2回、3回目でやっとビザ申請オフィスまでたどり着けた。




そーして、手に入れた時にはもう8月の終わり。。。。。出発はビザを手に入れてほぼ2日後。。。
そんなわけで、次に私の部屋に住むことになった兄には多大な迷惑をかけることになってしまったのだった。









2009年11月24日火曜日

TERM1の選択

TERM1は、基本を身につけるための期間とされているせいか選択はそれほど多くない。

木曜日がオフになるのを、もし取りたかったらもう一つ取っていいと言われたが、まだ右も左も分からないから様子をみてみることにしてた。

月曜日 午前 Fundamental Public Health Nutrition
       午後  Fundamental Public Health Nutrition
火曜日  午前 Basic Epidemiology
       午後  Statistic for Epidemiology and Polpulation Health
水曜日  午前  Fundamental Public Health Nutrition
        午後 オフ
木曜日  オフ
金曜日  午前 Statistic for Epidemiology and Polpulation Health
            午後 オフ

クラスは17人、他のコースと比べてとっても小さい。Public Healthは200人くらい、Epidemiolgyは50人くらいと聞いている。
しかも17人中3人はパートタイムにしているので、2年かけて卒業する予定とか。
月曜日・水曜日がクラスだけで授業、あとは他のコースの人と一緒に授業を受ける。

海外から着いたばかりは、私とポルトガル人のみ。マレーシア人の子は、公用語で英語を使っていたしハーバード出でコンサルティングの会社に勤めていた才女。ドイツ人・リトアニア人の子はアイルランドの大学に行っていたというから英語問題なし。あとは、国籍はアイルランド・ウズベキスタン・ルクセンブルグとかでも幼い頃からイギリス育ちが多い。

今年はビザの問題で、国際パラエティーが少ないと学校側も行っていた。データ的にはアメリカ人が不況のせいで逆に多いから、海外の学生の割合は変わらないとのことだが。。。


ちなみに年齢構成は、他のコースに比べて若め。
医師は私だけ。あとは、NGO経験者で人類学・地理学などを大学は専攻の人、栄養士出身者が半数くらい、生化学、生物出身者と学校の先生出身者。出身大学で多いのは、専攻は色々だけどケンブリッジ。
30過ぎの私が一番年上で30代は2人、大半は25前後で、下は21歳(イギリスの大学は3年で終わることもできる)

ちなみに、ポルトガル人の子は、栄養士の資格を取ってきているのと、教科書は英語だったってことで、私が一番まずいということに気がついた!!!

でも、人と比べてもしょうがない。自分なりの学習をマイペースでしよう☆

友人のいるPublic Healthでは、医学部進学を目指しているアメリカ人が何人かいて、その人たちだけは競争的な感じらしい。逆にかなりのんびりしているのが、Public Health Nutrition。17人中男性が2人だけなこともあって、私の人生初の女子校な雰囲気。

2009年11月20日金曜日

LSHTMのコース

さて、クリスマスも目前となってきた休日の今日、私のコース Public Health Nutritionについてまとめてみることにした。

LSHTM のコースは3学期に大きくいうと分かれている。

インターナショナルな学生の集まり 9/25からあって、イギリス生活についてのオリエンテーションを受ける。

TERM 1 9/28-12/18  reading week(11/9-11/13)
TERM 2 1/11-3/26   reading week(2/15-2/19) 
TERM 3 4/19-5/21  
Revision(見直し)
Examination(テスト)   6/14-6/16
Summer Project(修士論文)9/2提出
最終日 9/17

つまり、このスケジュールからわかるように、夏休みがない!!!

2009年11月19日木曜日

サウスバンク

10月のある晴れた日、サウスバンクにあるテート・モダンTate Modernに行く途中の風景。
寄り道をしすぎて(古本市で1時間、スケボー少年たちを横目にぶらぶら)、お目当てのミロとウォーホールを見たら、さくっと終わってしまった美術館。
ロンドンの街がどんどん、近代化していっている様が写真におさめられたから、まあいいかな。
セントポール寺院の横を追うと、建設用の巨大クレーンが沢山みえる。









World Diabetes day




世界糖尿病デー☆ ‘Unite for Diabetes’をスローガンに2006年に国連で可決された。
下のがマーク。

日本でも少しずつピンクリボン(乳癌)やレッドリボン(AIDS)のように、広まってきている。
今年は日本で88カ所でシンボルマークの「ブルーサークル」がお目見えした。

上の画像は、職場仲間が、素敵な東京タワーの写真を送ってくれたもの。

この糖尿病デー広がるまでにどのくらい時間がかかるかな。

10秒に1人が糖尿病関連の死とは。。。。

目には見えない、怖ろしい病気。

世界糖尿病デーロゴマーク

ちなみに、ふと思ったけど公衆衛生とか予防医学のマークってないな。

2009年11月16日月曜日

LSHTMとは

イギリス ロンドン大学公衆衛生学・熱帯医学大学院とは、、、(インターネットより抜粋 )

1899年に創立されたロンドン中心部に位置する London School of Hygiene & Tropical Medicine(ロンドン大学に属している)は、公衆衛生分野で世界をリードする研究主体の公衆衛生大学院のひとつです。

2008年のRAE調査に基づくタイムズ紙の評価では、優れた高等研究機関のトップ3に位置づけられた他、2003年のQAAによる監査では、本学は最も高いスコアを与えられました。2009年に通信教育では、ゲイツ・アワード世界保健部門を受賞しています。この賞はビル&メリンダ・ゲイツ基金により始められ、世界保健の特に貧しい地域における多大な貢献に対して贈られています。本学はこの賞を教育機関として、また英国の機関として初めて受賞しました。

約120カ国、800人以上の学生が毎年研究、学位習得のために訪れている本学は、100カ国以上の研究・調査機関と共同にプロジェクトを進めており、主にアフリカとアジアでの教育及び研究の発展をサポートする立場としての側面も持ち合わせています。また、167カ国にいる本学の同窓生の多くは、各国で保健大臣や大学、病院、国際機関などの重要な役職に就いています。

その他、幅広いモジュールで構成された通信教育(Distance Learning)もあり、修士の学位が取得可能です。数週間から数ヶ月間のディプロマコースも充実しており、Tropical Medicine & Hygieneを含む多彩なコースを受講することが出来ます。

創設時から使用されている歴史ある校舎と2009年にケッペル・ストリートに完成した新校舎のあるブルームス・ベリー地区は、ロンドン大学の他のキャンパス、大英博物館、オックスフォード・サーカスやコベントガーデンといったロンドンの中心地に位置する上に、緑に囲まれた落ち着いた場所でもあります。